07/12/2009

タイの兄ちゃんアイドルを見る

ジャニーズの誰ぞやとユニットを組んで日本のジャニオタにも人気が出た兄弟アイドル「ゴルフ&マイク」と、タイのハナカミハニカミ王子などと気の毒な異名をつけられた「アイス・サランユー」。この人たちのライブに呼んでもらったので、これも仕事っつーことで見てきました。

■2009年7月11日、GOLF MIKE/ICE THAI-SHIKI LIVE IN TOKYO
ハコ:O-EAST(渋谷)

前半はアイス・サランユー。一曲目、満面の笑みを浮かべながら両袖から飛び跳ねるように登場した女性ダンサーに目を奪われる。なかなかいい。タイに行きたくなる。でもよく見ると二人ともちょっと足が太く残念。

MCがほとんど日本語なのがエライと思った。悲しい曲の時に客に向かって「かなしいですか〜」と問いかけるのが面白かった。

「次はタイ演歌です」とモーラム風の曲を歌う。それまでカラバオの「ブーメラン」のカバー以外しらけて聴いていたのに、その曲で思わず体が動きそうになっている自分に驚く。ノリノリで踊り始めたタイ人客と棒立ちの日本人客を横目で見ながら、複雑な気持ちを味わう。

後半はゴルフ&マイク。最近ニュースでさんざんマイケル・ジャクソンのダンスを見ているだけにどうにも……などという見方をしてはきっといけないのである。

こっちのMCはタイ語が多く、日本人のファンはちんぷんかんぷんだったのではないか。

ともあれ、オレがいままで出かけた中で間違いなく「客の茶髪率」「女性の比率」が最も高く「平均年齢」の最も低い(それなりの年齢の人もけっこういたが、それでも)ライブであった。アーティストが登場するときに「きゃー」という声が飛ぶライブなんてなかなか行く機会がないもの。

■付記
以前バンコクの某CD屋でCDを見ていたら、わざとオレの進路を邪魔するように前に入り込んできたバカ日本人女がいて、そいつが店員に向かって「ちゃっちゃららら、ふぅー」と踊っていたのでどんだけバカなのかと思っていたのだが、その「ちゃっちゃららら、ふぅー」が残念なことにアイス・サランユーの持ち歌だと知った。しかもこの日のオープニングソングだった。

アイス・サランユーもゴルフ&マイクも、人柄はたいへんいいそうです。

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07/11/2009

SPACED OUT!! 名義で最後のライブ

ライブの度に毎回痺れるアンビエントインプロバンドが名前を変える。現在の名称でのラストライブ。

■2009年7月10日、SPACED OUT!!(辰巳光英、不破大輔、Jimanica)
ハコ:地球屋(国立)

強力なベースとドラムに電気トランペットがからむアンビエントな(自称)インプロバンド、SPACED OUT!!。対バンありだったので後半の1ステージのみ。少し静かめに始まって「激しい〜静か」を繰り返しつつ強いリズムに持ち込んで盛り上げて終わる黄金の展開。不破さんとJimanika(「がんばります!」)のリズムセクション、え〜わ〜。

■付記
前回のライブで「アルバムタイトル考えてくれ〜」と頼まれたわけだが、バンド名も変わるそうだ。

対バンについて特に言うことはない。

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07/10/2009

キティーキティガイ

先日入ったあるライブハウスのトイレに、キティちゃんがプリントされたトイレットペーパーが設置されていた。

オーナーがキティ好きなのだろうか。だとしても、自分の好きなキャラクターで尻を拭くのはどうなのか。と思ったら子供のトイレトレーニング用に使うらしい。なるほど。

画像(手ブレしてますが)は、6月にビルマのチャイントォンで泊まったホテルのベッドに使われていた毛布。キャラの微妙さ加減はともかくこんな絵柄を客用に使って「人んちか!」と突っ込みたくなるが、中国人が経営している安宿ではありがち。

Nisekitty
個人的にものすごく「中国」を感じる

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07/09/2009

昭和のハコで実験音楽

よくわからないけどパーカッションのデュオにボーカルがからむ不思議な音楽が聴けそうなので本牧まで出かける。

■2009年7月8日、ピカアヤ(pikaia with 室舘彩。pikaia:渡辺隆雄+小澤敏也)
ハコ:ゴールデンカップ(本牧)

パーカッション&トランペット+室舘さん。フライヤーに「都会派原始音楽」と書いてあったが、ミュージシャンの風貌もあわせてまさにそんな感じ。リズムとメロディーを同時に奏でられる不思議な弦打楽器にトランペットやフリューゲルホーンがからんでさらに室舘さんの声が重なる。耳に柔らかい心地よさ。

宮沢賢治作詞作曲の「電信柱がどうしたこうした」という歌を歌ったあとで室舘さんが「いや〜電柱だったね」と言っていたわけのわからなさがさすがだと思った。

■付記
深夜徘徊の最中に車で通ったことは何度かあった本牧を初めて歩いた。通り沿いは小ぎれい、裏道に入ると古めの飲食店が並んでいる。オレ好み。でも電車で行くのは大変な陸の孤島。

ハコがすごかった。開けるのを一瞬躊躇する重々しい木のドア。リノリウム(?)張りのカウンター、ストールもソファもケバい赤、円形にくりぬかれた天井に下がるシャンデリア、壁にはピンクのネオンで書かれた「Golden Cup」の文字。昭和の香りが充満している。ベトナム戦争の残り香か。

以前バンコクのスクムウィット通りに「Check Inn 99」という店があって、小人症の男性が歩道に座って客引きをしていた。細い通路を通った奥に入口があり、中はカウンターとテーブル、ステージ、屋内にもかかわらず庭のように造られたエリアがあり、インテリアはやはりベトナム戦争の頃からあったのではと思わせる昭和の香り。ここを思い出した。現在この店は「Check Inn」と微妙に名前を変えて営業している。小人症の男性はもういない。

こういう店の雰囲気で、チャージ無しでバンドが演奏している。こりゃタイの飲み屋じゃないか(笑)。タイだとこの日みたいなバンドが演奏していても平気でカラバオとかイーグルスとかリクエストする客がいたりするから、そのへんは違う。

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07/08/2009

ドラムとバイオリンのデュオを聴く

渋さ知らズにも参加しているバイオリニスト太田恵資さんと、繊細なプレイもするのにその外見から「重低音」「地鳴り」などとも称されるドラマー藤掛正隆氏のデュオ。ドラムとバイオリン、何がどうなるのだろう。

■2009年7月7日、太田恵資×藤掛正隆
ハコ:LIVE CAFE STORMY MONDAY(横浜)

渋さ以外で演奏する太田さんをぜひ一度見たいと思っていたので勇んで足を運ぶ。前半長いの一曲、後半短め数曲の二部構成。ドラム&パーカッションとバイオリンでひたすらインプロとは……。重厚になったり民族調になったりハンドマイクを使っての謎の言語による歌が飛び出したり、めくるめく七夕の夜。

終演後奏者に「何か決めてることはあるのか」と尋ねると「ほとんどない」とのこと。すげー。

■付記
藤掛さんのウエブサイトでは20時スタートとなっていたので、そのつもりで関内に到着してまずそばを食べ、ハコ近くの立ち飲み屋で生ビールを飲み、19時50分頃ハコに行ったら入口に「20:30〜」と書いてあった。

このハコの飲物は大盛りだ。バーボンソーダ2杯で酔っぱらう。

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