06/15/2009

どう楽しむのかデザインホテル

先日バンコクで泊まったホテルはここ。デザインホテル、ブティックホテル、ファッションホテルなどと呼ばれる、大雑把に言えば「おっされ〜」なホテルだ。

このスタイルは流行気味なので乱造された粗製品もあり、中には以前泊まって呆れたここのように「見かけはおっされ〜、使い勝手悪し」なダメ物件もあるから利用の際は注意が必要だ。

今回泊まったDream Hotelはオープンが2006年8月とバンコクのデザインホテルでは比較的早く、料金も定価でUS$180程度(市価US$100以下)とそこそこ高級。使い勝手がいいのは当然でそこに「おっされ〜」を上手に付加するわけだが、普通の照明のほかにこんな明かりも選べるのが「おっされ〜」なのかどうか、オレにはわかりません。

Dreambkkblueroom
深海魚気分とでも言えばいいのか

バンコクのこの手のホテルでよく目に付く客はシンガポールや香港から来ている中国人のゲイのカップル(使っている言葉でどっちから来たのかわかる。北京語ならシンガポール、広東語なら香港)。おしゃれでなよなよしていて、雰囲気にはマッチしている。

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06/08/2009

ミャン坊マー坊の門閉じる

昨日の夕方5時頃、バンコクに着いた。ホテルはここ。部屋きれい。比べるのが間違っているのはわかっているけれども、料金はロンドンのホテルの半分で部屋の広さは3倍以上ある。

Hotellondon
ロンドン。決して悪くはないです

Hotelbangkok
バンコク。カネは使いでのあるところで使いたい

しかも夕方出かけて夜戻ってきたらターンダウン(お休みなさい用のルームメイク)までされていたのに驚く。まるで高級ホテル。

本日早速今回の旅行のほとんど唯一の目的である某国のビザ申請に大使館へ出向く。書類を用意して窓口へ行くと、係の人はうさんくさげに記入内容とパスポートを調べ始めた。凶兆だ。

職業、もっぱらどこで働いているのかなど聞かれた後「トーチョーにも大使館があるのにどうしてそっちで申請しないのか」と突っ込まれる。ちなみに「トーチョー」とは「トーキョー」のビルマ語なまりだ。「いや、それは」と答える間もなく「トーチョーで申請して下さい」と用紙を突き返された。

問答無用。「大使館があるのはトーョーではなくてトーョーですよ」と残した捨てゼリフも負け犬の遠吠えだ。申請したけど出なかった、ではなくて受け付けてすらもらえないとは思わなかった。万事休した。

がっかり。そしてやることがなくなった。11日の夜までオレはバンコクで何をしていればいいんでしょう。セキュリティ甘々だった大使館に腐りかけたドリアンでも持って乗り込むか。くそー。

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06/05/2009

長旅経てロンドンへ

着いた。こっち時間の朝7時過ぎ。

地下鉄で移動しヴィクトリア駅近くの定宿へ着いたのが9時過ぎ。やはりチェックインは14時過ぎとのことで、眠いのか眠たくないのか疲れているのかそうでないのかよくわからない朦朧とした頭で散歩に出る。陸軍博物館見学。

第二次世界大戦中ビルマ、中国雲南省方面に降下して日本軍相手に暴れ回った英軍特殊部隊チンディッツ。この名称の由来がずっと気になっていたのだが、陸軍博物館の展示に書かれていた。なんとビルマにあるお寺の参道口に置かれている大きな獅子、あれをビルマ語でチンテと呼ぶが、そこから取ったとのこと。ビルマ語からだったとは。さすが元持ち主。

自然史博物館へ移動しランチ。疲れたので(博物館広いし)Tシャツ1枚買ってホテルへ戻る。町の景色を眺めようと地下鉄ではなくバスにする。

自然史博物館を出たところで女の人に道を聞かれた。

女「失礼、ハロッズはどっちかしら」
ず「ハ……」

絶句したのは「何でオレに聞くんだよ」と思ったからだ。回りに地元っぽい人がいくらでもいるのに、わざわざおみやげっぽい買い物袋ぶら下げた旅行者風のよそ者になぜあえて聞く。

そのハロッズが、ヴィクトリア駅行きのバスに乗っていたら途中で見えた。「C1のバスで行けますよ」と教えてあげたいがもう遅い。

15時頃宿に戻り、部屋をもらう。去年2回泊まって2回とも半地下の同じ部屋だったが、今回は2階。なかなかいい。

辰巳さんのアルバムタイトルをずっと考えているが、いいの思い浮かばないなあ。チンディッツはだめかなあ。

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05/11/2009

恐るべしグーグル

グーグルのマイマップ機能を使って、過去泊まったことのあるホテルをポイントし始めたら止まらなくなってしまった。何の役にも立たないのに何やってんだ〜、タスケテクレ〜。タイはだいたい網羅したが学生の頃に旅行した中国、1990年代の仕事始めたばっかりの頃に回っていた中欧と北欧が思い出せなくて穴だらけ。実家に送ってしまった資料を漁らないと、ってタスケテ〜(笑)。

公開するわけでもないのに丸一日つぶして後悔。

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03/16/2009

バンコクでヒットマン修行

ワット・ポー周辺の取材で歩き回っているうちに、このときの場所を通りかかった。前回と同じ人が入口に座っていて、「銃を撃たないか」と誘ってくる。

聞けば口径により25発1500か1600バーツと、以前の1300バーツよりも若干値上がりしている。でもまあ気晴らしにと思い自動式を25発撃った。的に当たったのが21発。着弾は下の方に集まっている。

Bkkhitman01
的はオマケでくれました

迷彩服を着た自称インストラクターのおっさんが「ゆっくり、ゆっくり」と引き金の引き方を教えてくれる。それはわかったから安定する持ち方や構え方を教えて欲しい。「こうですか? こうですか?」と尋ねても「オーケー」しか言ってくれないのはどうなのか。しかも飛んだ薬莢がおっさんに当たって跳ね返りオレの頭に当たったりする(笑)。最後の一発は薬莢が遊底の排莢口に挟まっていかにも終わりっぽかった。

今日は早寝、明日早起きして某新規見どころへ行く予定。起きられるのか? ちなみに本当は今日行くつもりだったのに連日の不摂生がたたったのか寝坊してしまった。元来気が小さいのか普段寝坊することはほとんどないので(目覚まし時計を用意しても鳴る前に何度も目が覚める)携帯のアラームもセットしなかったのが不覚。ちょっとショック。

Bkkhitman02
ビールは着実に減っている。だからいけないのはわかってます

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02/13/2009

変な人に声をかけられる

室料の安売りにつられてちょっといい宿に泊まってしまうと、出かけるのが面倒なときに館内のレストランで取る食事や、長期滞在なのでどうしても必要になるランドリーの値段などにいちいち腰が引けてナサケナス。このときのように三泊ぐらいなら問題ないのだが。

ランドリーはシャツが一枚85バーツだ。路上で100バーツで買ったTシャツなんか馬鹿馬鹿しくて出せない。今回持ってきた襟付きシャツでも確かセールで500バーツぐらいで買ったのもあったりして、ちょっと考える。

宿の立地はBTSチットロム駅とプルンチット駅の中間。繁華街はチットロム駅の反対側、心の故郷ナナプラザはプルンチット駅の反対側。ほぼひと駅分という微妙な距離。正面の大きな通りは最寄りの交差点からスクムウィット通り方面への右折禁止で、タクシーも使いにくい。記憶では向かいのビルに小さなレストランやコンビニがあるのでそれほど不便ではなかろうと思っていたら、来てみたらそのビルが丸ごと更地になっていた。微妙に不便な感じ。そしてその更地にはリッツ・カールトンが建つ予定とのこと。まだホテル増えるのか。

そんなこんなで10日ほど経過した。

到着翌日の夜ナナプラザで酒を飲み、歩いて宿へ向かっていると、プルンチット駅の下あたりで三十代前後とおぼしき女性に声をかけられた。深夜零時すぎである。

女「すいません、センターポイントはどこでしょう」
ず「センターポイント? バンコクに何カ所もありますけど。どのセンターポイントですか?」

自称シンガポールから来たというその女性は、日本人の知り合いを訪ねてバンコクへ来た。しかしその知人からは「センターポイントに泊まっている」としか聞かされておらず、電話をしても「えーゆーおるすばんさーびすです」とメッセージが流れるだけとのこと。

ず「一番近いセンターポイントへ行って事情を話し、名前を調べてもらったらどうです?」

もちろん自分がその一番近いセンターポイントに泊まっていることは言わない。

女性は曖昧な態度をとり続けるので、不穏を感じて「他にできることもないので」と立ち去る。こうやって助けてもらうフリをして自分のホテルに誘い込んだり相手の部屋に入り込み、盗みや美人局行為を働くクズが多いのだ。

別の日にはBTSナーナー駅の階段を降りていると、上がってきたインド人風のおじさんに話しかけられた。

イ「マーブンクロンへはどうやって行けばいいのか?」
ず「この上から電車で行けます」
イ「それはお金がかかるのか?」
ず「あたりまえだろ!」

おじさんは「そうなのか」と動じないで階段を登っていった。どこの人なのだろう。彼の地元では公共の乗り物はタダなのだろうか。もしそうだとしたら電車に乗るのにいちいち金を払わないといけない驚異の国に来てしまって戸惑っているおじさんに対して自分の常識に準拠して「おまーはアホか」ぐらいの勢いで反応してしまったことになる。すまぬ。

仕事は微妙な感じで進行中。夜の店は馴染むにつれてタカリが激しくなったので(甘い顔をするオレも悪い)、行く店を変えていこうと思います。

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02/04/2009

ガラガラの飛行機でバンコクへ

昨日無事バンコク到着。飛行機(シンガポール航空)ガラガラ。3-3-3-の座席配置で、一列に2〜3人しか客がおらず、3席独占。窓側3席の通路側をもらったので、すぐに真ん中へ移動。通路を歩く人に邪魔されず、窓から外を見るのも簡単。いや快適。

本を読んでいたらCAが通りかかって「お客様、いま富士山がご覧になれますよ」と言われた。どれどれと思って外を見るけど何もない。銭湯の壁絵のような富士山を想像していたのに、よーく探したら下の方に真っ白な富士山が見えた。ちっちぇー、って考えたら富士山よりも3倍近く高いところを飛んでいるんだから当たり前だった。

イミグレーションもスイスイ、荷物もすぐに出てきて、タクシーにも待たずに乗れた。16時頃今回のお宿に到着。
ホテルではなくサービスアパートメント。

20090204a
机がちょっと小さいのが誤算

20090204b
風呂場との仕切りは開閉可。いや〜ん(笑)

朝食に行くと、ワイシャツを着た外国人ばかりだった。変な半袖シャツのオレ、浮いてる?(笑)

そんじゃ早速お仕事に行ってきまーす。

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10/06/2008

虫も集まるオープンネットワーク

10月5日はスリン郊外の遺跡へ出かける。帰路乗ったバスは、後ろから二番目、非常口脇の席しかあいてなかった。車輪のほぼ真上で路面の衝撃が直に伝わり乗り心地が悪い。

30分程度の道のりなので我慢していると、走り出して10分ほどでエアコンの冷風が止まった。運転手や車掌がバスを停めて調べている。エアコンが故障したらしい。やがて車掌がオレの席へ来て空いている通路側の席に座れと言う。そして非常口のドアを半開きにして車掌がそれを手で支えたまま、バスは走り出した。窓が開かないので出入口のドアと非常口を開けてしのぐ様子。オレの席は風が通って特等席となった。

その車掌はオレから料金を徴収するのを忘れていた。こんなの初めてだ。しかもこんな騒ぎになったのできっとこのままだろう。しかしキセルするつもりはないので、隣に座った機会にカネを渡す。「どこから乗ったんですか?」「……プラーサートです」。本当に全然気が付いてなかった様子。

画像は夕飯。カーオ・ラートナー・タレー。海鮮あんかけご飯。「海鮮」とウタイながら具がほとんどイカとキノコで他にはエビが一匹と魚のツミレとおぼしきダンゴなのはこれいかに。

20081005dinner
60バーツ(約190円)。キノコ好きだからいいんですけど

ちなみに今泊まっているホテルは、ロビー周辺にのみ無料WiFiがある。客室内でのネットアクセス環境はない。

このロビー、玄関から中庭のプールにかけて壁のない開放的な造り。昼は風が通って涼しく結構だが、夜になると明かりに向かって虫が集まってくる。入り放題だ。客室階の廊下も開放型なので部屋の出入りにも注意を要する。部屋の明かりをつけたままでドアを開けると虫が入ってしまう。オシャレな造りが裏目に出てしまっている。

ロビーのソファでネットにアクセスしていると蛾や蚊が飛んでくるので落ち着かない。フロントの人たちは毎日さぞや大変だろう。

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09/26/2008

一日バスに乗って足が萎える

25日はルーイからコーンケンまで5時間バスに乗り、勢いでそのままローイエットまでさらに3時間かけて移動。

昼食の時間がなく、バスの車内に売りに来たカオ・ラーム(もち米をココナッツミルクと竹筒に入れて蒸したもの)で小腹を満たす。10バーツ。

Loeiroiet01
小豆も入った赤飯類似版。普通に白いのもあります

ローイエットのホテルにはWiFiが入っていた。タイ入国以来四軒目、全部WiFi完備だ。結果としてこのブログが変な旅日記となってしまう。

ホテルのチェックだけでも済ませるかと町に出ると、ずっと座っていたせいなのか足に力が入らない。なんとか仕事を終わらせ、猛烈に腹も減ったので、食堂を探す。カイ・パット・キン(トリのショウガ炒め)とケーン・チュート(タイ風澄まし汁)に海苔と春雨を入れたのを頼んで、飯をワシワシ食いたい! ところがローイエットの中心部には、手頃な食堂が見あたらない。ヨレた足を励まして歩き回れど見つからず、仕方なく屋台が集まる市場のような場所へ行き、スキー・ヘーン(タイスキ炒め)とご飯で夕食。ちゃんとした店でビールを飲みながらゆっくり食べたかったのにー。

ブドウとチョンプーとビールを買ってヨタヨタとホテルへ戻る。まだ夜8時。一日歩き回るよりも一日バスに乗りっぱなしの方がヨレるとは。

Loeiroiet02
ローイエットと言えばこの仏像
ワット・ブーラパー・ピラーム

そういえば前回(二年前)ローイエットにいた夜にクーデターが起こったのじゃった。

おお、さらにそういえばローイエットは黒いペロことエーフちゃんの故郷ではないか。電話しちゃおっと(笑)。

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09/24/2008

タイの奥地ルーイへ

23日はすっきりと晴れた。ウドーン・ターニーからバスで3時間かけてルーイに移動。

2年前の2006年7月に初めて来たルーイ。当時オープン直後だったホテルを再訪してチェックイン。オーナーの娘さんだろうか、前回初々しかったお嬢さんが変わらずレセプションに座っていた。外国人がタイにハマるきっかけになるタイプの話し方をする人で(発情系ではない、為念。萌え系です)、部屋を見せてもらった際の「広い方が快適ですから“ね”」、WiFiのプリペイカードを買った際の「ユーザーネームとパスワードは中に書いてありますから“ね”」、タイ語で言うところの「××な、か(尻上がりに発音)」という語尾に激しく萌える。思い出すとニヤけかねないので注意が必要。

町を歩く。市場だった場所が閉鎖されており、周囲の路上やすぐ脇の橋の上に店が移動していた。ちょっと前に洪水だったそうなのでその対策なのか、あるいは建て替えなのか確認しなければ。店を冷やかしていると、串焼き屋台にトリや魚、カエルと並んで魚卵のような物を発見。聞いてみるとやっぱり魚卵で、「おいしいですよ、20バーツ」と言われる。今度食べてみよう。

ホテルはオープンから2年を経て、部屋代は据え置きなのに有料だがWiFiが入りテレビはNHKも見られるなど微妙にグレードアップ。しかしタイらしく設備はほどよくヨレていた。画像は取っ手がなくなったクローゼット。

Tottetoreta
ちゃんと閉めたら最後もう開けられない

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09/22/2008

雨に降られてウドーン・ターニーへ

昨日の朝も雨だった。しかしすぐに止んだのでこれ幸いとノーンカーイからウドーン・ターニーへ移動。しかしウドーン・ターニーのバスターミナルに到着してサムローに乗りホテルへ行く途中で再び雨が降り出し、ちょびっと濡れる。

ホテルにチェックイン後部屋で少し休んでいるウチに雨も上がったのでお仕事開始。ホテルやバスターミナルの情報チェック。

一段落してホテルに戻り、水でも飲むかと冷蔵庫を開けると、チェックイン時にはなかったはずの皿が入っていた。

Welcomefruits01
こんなに高い位置に設置されているのも珍しい

降ろしてみると果物が載っていた。

Welcomefruits02
きれいに切りそろえられておいしそう

しかしこれは一体なんだ。ミニバーのリストを見ても「フルーツ」とは書いてない。ウェルカムフルーツなのだろうか。おいしそうだから食べてしまったが、「ウェルカムフルーツです」あるいは「50バーツです」等何かひと言メッセージを添えてくれれば余計な心配しなくて済むのに。中級ホテルの半端なところだ。

画像は今日のお昼ご飯。センレックのパット・シーユー(米で作った細麺のタイ風醤油炒め)。カナー(茎野菜)の歯ごたえ、細切れの豚肉、麺にからまる卵、仕上げにふりかけるコショウ。バスターミナル脇にある投げやりな雰囲気の食堂でもこの高水準。

Welcomefruits03
ペプシも飲んであわせて40バーツ(約120円)

夜は性懲りもなく、おそらくイサーン(タイの東北地方)唯一のゴーゴーバーへ。巨大な体育館風のフロアでビキニ姿で踊る数人の女性、そして客はオレ一人。なんとも言えない場末感。イナカの旅はこうでなくては。

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08/13/2008

プラグいろいろ

タイの電源プラグは、日本と同じ形状のものと、ヨーロッパで主流の丸くて太いピンが二本ある大型のもの、この二種類が使われている。どっちかといえば日本と同じ形状の方が主流。ただし流れている電気は220ボルトなので、日本仕様の電気製品は変圧器をかまさないと使えない。

2007年秋にプーケットで泊まったホテルは、客室に電気湯沸かし器とインスタントコーヒーが用意されていた。「こりゃええ」と湯を沸かそうとしたが、ポットが置いてあるテーブルの近くにある差し込み口と、ポットのプラグが合わない。

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ポットのプラグ。いかにも外国

Noconcent02
ところが最寄りの差し込み口は日本と同じ形

ちょっと癪に障ったのでムキになって部屋の中を探し回ったところ、テレビの下にある差し込み口が適合することを発見。無事湯を沸かしてコーヒーを飲むことができた。

Noconcent03
貧乏性の客をなめるなよ

それまで客からのクレームはなかったのだろうか。つーか、導入の際に気付け、ホテル。

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08/09/2008

使うのに支障はないが

昨年(2007年)秋、タイ北部にある山あいの町メーホーンソーンで泊まったホテルのクローゼットは、扉がこうなっていた。

Tobiraokasii
使えないってわけじゃないんですけどね

二枚ある引き戸の、開け閉めの際手をかけるくぼみがどっちも左側にある。普通くぼみは片方が左、もう片方は右にくるように戸板をはめないか。使えないわけではないが、見た目のバランスがよくないです。

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06/13/2008

早朝のロンドンに着く

こっち時間で12日の朝7時、無事ロンドン到着。ホテルは前回と同じ、案内された客室も同じ

Ldnonajiheya
ほんの4カ月前にも見た光景

考えてみれば前回は北回りだったので、東京を昼前に出て夜コペンハーゲンに到着し、飛行機を乗りついで深夜ロンドンに到着。時差があるから途中時間はかかっているけれど、まだ「その日のウチに」移動が済んだので、時間の感覚を継続しやすかった。

今回はバンコクにも寄ろうと色気を出したので南回り。東京を夕方出発し、バンコクに夜着。深夜バンコクを出発し、10時間以上飛行機に乗って早朝ロンドン着。時差ぼけはほとんどないが、寝不足状態だ。

寝不足のまま出かけたソーホーのチャイナタウンが期待よりもしょぼかったのが残念。

Sohonotai
中華街にタイ料理屋増加中。「THAI」じゃなく「TAI」

Hkgandlondon
通り名表示の様式を見て昔通った香港を思い出した。
当時の香港の持ち主英国

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06/05/2008

高級ホテルはシースルー化

よその国はどうだか知らないが、タイの高級ホテルでは風呂をシースルー化するのが流行っている。そんな中、昨年(2007年)秋にパタヤーで泊まったアマリ・オーキッド・リゾート&タワー内のオーシャン・タワー棟にある客室は、さらにその先を行っていた。

部屋に入ると中央にベッド。

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一見ごく普通の客室

しかしベッドの裏に回ってみると、バスタブがどーん!

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カップルで泊まってウヒヒなこともできます

シースルーどころかバスルームとベッドルームの一体化だ。ホテルの営業の人(ソンクラーンでタイ人スタッフにプールに放り込まれて「よい思い出になった」と書いた度量の広い人)は、「湿気がこもらないかとよく聞かれるんですが……」と言葉を濁して終わり。湿気、こもるの? こもらないの? 気になったのでその晩一応試しに風呂を使ってみたが、幸い湿気が気になることはなかった。

二人で泊まって同室の人に入浴姿を見られたくない場合は、ベッドと風呂の間に仕切りを降ろすことができる。でもまあこんな部屋に泊まるような人は、そんな野暮なものは使うなってところだろう。

またこのお部屋、便所の壁はガラスで外が丸見え。いろんなところがシースルーだ。

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もちろんブラインドで目隠しできます。

バンコクのペニンシュラも確かトイレから外が眺められた。これがけっこう気持ちよかったりする。いっそ開け放てるようにするともっと気分いいかも。

以前あるホテルについて、部屋が狭いくせにベッドの台が大きすぎて、いちいち足をぶつけるのが非常に不愉快なことを書いた。パタヤーのこのホテルは、ベッドの作りは同じだけれど、部屋はぐっと広くてベッドの台のはみ出しはこんだけ。やっぱりこうでないとね。

Mierupattaya04
それでも何かがぶつかった痕跡がある

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05/31/2008

ホテルのびっくりお土産

4年ほど前、タイ北部の町チェンマイに一軒の新しいホテルがオープンした。その名もD2 chiang mai。微妙にブランディングが変わって現在の正式名称はデュシットD2 チェンマイという。

当時チェンマイにはまだ珍しい都会的なデザインホテル。レセプションカウンターの奥にいきなりバーカウンターがあり、夜はそこにDJが入ったりしてクラブ状態。客室も細かくデザインされているけれども凝りすぎることなく、使い勝手も悪くない。毎日14時にはシフトが変わって交代するフロント周りの従業員が、なぜかロビーで揃いのダンスを披露してから引っ込む。スタイリッシュなユニフォームで決めた彼らがヘタウマに踊るのが実にタイっぽい。

2年前の2006年秋、このホテルに2泊した。チェックインして部屋に入ると、デスクの上に透明なアクリル製のケースが置いてあり、中にジンジャークッキーが入っていた。翌朝、セコイ話だが別料金だったので朝食は食べず、無料のアメニティーにあったコーヒーとそのクッキーで朝を済ませた。その時は「なかなかええサービスでないの」と思った。

そのまま出かけ、次の朝も同じくクッキーで朝食を済ませようかと思いながら部屋へ戻ると、箱の中身が妙だ。見るとクッキーではなくて、タイのハーブマッサージで使う薬草入りの布玉が入っていた。これは食えない。

D2surprisegift
何かの標本みたい

そういえば思い出した。前の年にこのホテルをインスペクションしたとき、営業の人が「宿泊客には日替わりのサプライズ・ギフトが渡される」と話していたことを。ギフトが入れられるのがこの透明なケースだった。せっかく取材したのにそんなことすっかり忘れて、毎日クッキーが食えると思っていた。営業の人、すまぬ。

この時はチェンマイからぐるりとタイ各地を回ることになっており、身軽を旨として小さめのカバンで来ていたので荷物を増やす余裕がほとんどなく、一応もらったけれども万が一荷物(資料など)が増えすぎたら捨てられる運命だった布玉。長い取材旅行の初っ端にいきなりこんなお土産くらってまさにサプライズ。

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03/07/2008

バンコクに着く

3月5日夕方、無事バンコクに到着。今回の宿は、2007年11月にオープンしたばかりというここ。ホテルではなくサービスアパートメントと呼ばれる長期滞在者向けの物件で、部屋は広くて料金は割安、簡単なキッチン設備も付いている。いらないけど。

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窓がでかくて気分いいです

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そしてやっぱり枕がたくさん

宿のある路地の奥に知人が住んでいる。今朝1階のレストランで朝食を食べていたら、出勤する知人を見かけてしまった。

諸事情あって帰国後の制作期間が一か月短くなってしまい、バンコク滞在中に取材だけでなく、朱入れ原稿も可能な限り作成しないといけない。ペースつかむまで気持ちの余裕ゼロです。でも飲みには行く。

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02/26/2008

懐かしのコペンハーゲン

ロンドンを離れコペンハーゲンに来た。空港からは鉄道でコペンハーゲン中央駅に移動。駅で早速イギリスでは感じなかった右側通行の違和感を喰らう。

空港から駅へ移動できるぐらいの小銭はデンマーク通貨で持っていたが、荷物が出てくるまでの時間を利用して空港にいるうちに銀行で両替。要領よくしたつもりが、手数料を結構取られて凹む。駅に着いたら、銀行よりもレートが良くて手数料も取らない両替所があることを思い出してまた凹む。やっぱり事前にガイドブックは読んでおくべきだ(笑)。

駅から歩いてすぐのホテルに18時半頃到着。

Cphhotel200802
想像していたより広い部屋。ロンドンでもそうだったが、
ちょっとカネ出せばそれなりにいいんですね

ちなみにコペンハーゲンの安宿街は、中央駅の西側一帯。仕事で来ていた頃は節約するためにそのエリアにあるホテルにばかり泊まっていた。そのへんはいかがわしい空気も漂っていて、エロ道具店やエロビデオショップなども点在している。今回街娼が何人も立っていて驚いた。仕事で通っていた1990年代半ばから2000年ごろにかけては、こんなにいなかったような気がする。

ここに中国人の夫婦がやってる薄汚い中華料理屋があって、こっちにしては安い値段でボリュームのある料理が食べられた。そこで晩飯を食おうと出かけたのに、歩けど歩けど見あたらない。ヨーロッパの好景気にのってこのあたりのホテルも中〜高級化が進み、そのせいかこぎれいな店やレストランが増えている。どうやら店をたたむか移転してしまったようだ。

歩いていたらなんとタイの女性がやっているパブを見つけてしまった。急いで駅まで行って適当なファストフードで腹をふくらまし、戻って飲みに入る。

しかし。タイにあるガイジン向けの陽気な飲み屋を期待していたオレがバカだった。客はみな地元のおっさんで、普通にビールを注文し黙って飲んでいる。タイ人女性が3人働いているが、特に客の相手をするわけでもなくジュークボックスでタイのカラオケを流して勝手に歌い、そうでなければずっとケータイをいじっている。タイ人のケータイ好きは外国にいても変わらないのね。こんなんだったら普通のパブに行きゃよかったと思いながら黙って飲んでいたら、いきなりオトモダチから電話がかかってきてビビる。

しかし1クローネが約24円なのにはシビレる。1クローネが17円ぐらいだった90年代後半の「本当」の円高時代が懐かしい。サブプライム問題が起こったときに日本のメディアは「円高」だと騒いだが、バカではないのか。あれは単なる「ドル安」だ。ユーロ、ポンド、デンマークやスウェーデンのクローネに対して円はずっと弱いままだ。

デンマークはビールが比較的安い(小瓶一本300円弱)のが救いです。

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02/21/2008

ロンドンにたどり着く

コペンハーゲンで乗り継ぎのロンドン行きが1時間近く遅れ、こっち時間の23時ちょい前になんとかホテルへたどり着く。ホテルの料金は高いが部屋の中は想像していたよりはまとも。

Londonroom01
散らかってるものが仕事の時と同じ

こっち時間で自分を誤魔化そうとしているのに、マシンを立ち上げると日本の時間が表示され、それを見ちゃうとどっと疲れる。もう寝る。

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01/14/2008

同じホテルに知人が泊まっていた

すっかりお気に入りとなったスクムウィットのホテルS15。昨日(13日)ホテルのレストランで遅めの朝ご飯を食べていたら、知り合いに声をかけられてびっくりした。

休みを取ってチェンマイからバンコクへと回ってきたそうだ。一緒に来るはずだった友人がノロウイルスに倒れ、キャンセルするのももったいないので一人で来たという。ちなみにこのエントリーで、問題のホテルを掲載してしまった編集者がこの人だ。

しかし2回泊まって2回とも知人に会うとは恐ろしい。遭遇率100パーセント。

夜は夜で飲みに行くために電車に乗り、目的の駅で下車したところ、別のドアからやっぱり知人が降りてくるのを目撃した。何かを読んでいたのでこちらには気が付かなかったから会ったとは言えないが、ともあれ遭遇率は高し。

今夜の便で帰ります。明日朝帰国、がんばって仕事。

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12/08/2007

いきなり枕責め

12月8日午前1時半、やっとホテルに到着すると、枕が四個待っていた。

Ikinarimakura
どうぞお使い下さいませ

固めの枕が二個と柔らかい枕が二個。柔らかい枕を選び、寝心地のいいベッドでぐっすり。期待以上に居心地のいいホテルで嬉しい。

WiFiの電波が客室の机まで届いたり届かなかったりで、安定した状態を維持するのにドアの近くまでこないといけないのが難点と言えば難点。

成田の出発ロビーでテレビカメラが集まっていたので、覗いてみるとクリストファー・ヒル&佐々江賢一郎の六者協議コンビ。映像で見て大柄だと思いこんでいたヒル氏が日本人の平均身長と同じぐらいで、佐々江氏が小柄だったのが意外だった。

前々回タイへ来たときは長井健司氏が射殺された直後で、ビルマへ赴くAPF通信社の山路氏と乗り合わせた。

ダイナミックな世界の流れの脇をそっとすり抜けるように生きてます。

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12/05/2007

困ったホテルに泊まる

最近バンコクに増加中なのがデザイナーズホテルやブティックホテルと呼ばれたり自称するホテル。外観や内装、設備からアメニティに至るまで趣向を凝らして今風なのだが、流行ものに弱いバンコクのこと、とりあえず頑張って見かけをそれっぽくしただけで、内容は貧弱なダメ物件も多い。10月のタイ取材、バンコクで最後に2泊した「Le Fenix Sukhumvit」が、運悪くそんな一つだった。今後ちゃんとしたホテルに変身する可能性ももちろんあるので、あくまで2007年10月に泊まったときの印象として読んで頂きたい。

Phoenixdame01
人もホテルもおしゃれなだけじゃダメ。中身が大切

■客室設備の難点
・ベッドの台(厚い木の板)がマットレスよりも10センチほどはみ出している。はみ出しサイズに対して部屋が狭いので、うろうろするとすぐ角にスネをぶつける。以前の泊まり客もみな痛い思いをしているらしく、まだ開業して6カ月なのに角は傷だらけになっている。ハウスキーパーもモップの柄や掃除機をがんがんぶつけているに違いない。

Phoenixdame02
狭い部屋でこんなにはみ出させてどうする

・隣室のテレビがよく聞こえる。改装前は安アパートだったのだろう、それを壁の厚みはそのままに使っているのだ。エアコンの送風音もでかかった。これも改装前からの設備を使っているのかと邪推。
・東側のほとんどの客室は、窓の外が隣のビル。「どうせ見えないから」と考えたのだろうか、窓も極めて小さい。部屋に入ってカーテンを開けたらほとんど壁だった。
・バスルームが狭いのにシャワーブースにドアやカーテンといった仕切りがない。注意してシャワーを浴びないと床がびしょびしょになる。バスルームのドアをぐっと押し込むとちょうどシャワーブースが隠れたが、シャワーブースのドアと併用なのだろうか。まさかね。
・トイレットペーパーのホルダーが、便器に腰掛ける人が向くのと同じ方を向いている(画像参照)。座った状態で紙を引っ張るとロール全体が手前へずれて下に落ちる。

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180度回転するだけで解決するのに

■ソフト面の難点
・在室中はカードキーをマスターコンソールに差し込むと主電源スイッチが入る仕組み。ところが外出から帰ったらエアコンが効いて灯りがついていたので「ん?」と思って見ると、ハウスキーパーが忘れたと思われるマスターキー(?)がマスターコンソールに入ったままだった。これはアレか、他の部屋入り放題、ドロボーし放題ってことか。ホテルによってはカードキーとは別に主電源スイッチに入れる用のカードをくれるところもあるが、もしかしたらチェックインの時に渡すのを忘れたのだろうか。でもそうだとしたらカードを返しに行ったフロントで何かひと言ぐらいあるだろう。

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左が部屋のキー。悪さには使わずフロントに返却しました

・朝8時に部屋のドアがノックされ、何事かと開けるとハウスキーパーが驚いていた。自分でノックしておいてなんでびっくりするんだよ。あわてた様子で「ランドリーはありますか?」と聞いていたが、ご用聞きか。そして夜戻ってきたらベッドメイクはできていたが掃除はされていなかった。喧嘩売ってるのか。
・朝食のオムレツに卵の殻が入っていた。仕事柄いろんなホテルでオムレツ食べたけど、生まれて初めての体験。作り直させたオムレツが届いた直後に「サインをしろ」とビルを持ってこられたのにもムッとする。そんなこんなでパンがパサパサなのやジュースが1種類しかないのにも腹が立つ。
・これは不満ではないが、バンコクにある定価で1万円を超えるホテルでNHKが見られないのは珍しいと思った。

■造りの難点
・一階は駐車場でフロントは二階。長方形をした建物の北端にフロントエリアがあり、その奥は客室になっている。三階はフロアの北半分がレストランで、残りの半分が客室になっている。エレベータも階段も北端にしかないので、二階や三階の部屋を与えられた客は落ち着かないだろう。自分の客室へ出入りするのに、必ずレストランを通らなければならない造りってどうよ。ちなみに与えられた部屋は三階だった。夜帰ってきたら、ウエイターに「何名様ですか?」と聞かれた。
・ジムとプールが七階にあると聞き上がってみると、客室が並ぶ一画にジムがあった。このフロアに泊まる客もいい気分はしないだろう。
・レセプションカウンターの真上にエアコンの送風口があって、チェックイン手続き中ずっと結露した水がぽたぽた落ちていた。

普通のホテルならひとつかふたつ、もしくは一度か二度ぐらいしかないようなアクシデントも、ここまで連発されると根本的な造りとマネージメントに問題があると考えざるを得ない。アコーがマネージメントしているとはとても思えないテイタラクだ(「アコーグループのホテル」などと書いている本やサイトもあるが間違いで、運営だけアコーが請け負っている。ホテルの看板にはちゃんと「Management by Accor」と書いてあるけれども、まあシロートさんは細かく考えないだろう)。アコーは自社ブランドの経営だけでなくマネージメント業の展開にも積極的なホテルグループで、なんとアンバサダー(バンコクにあるでかいだけが取り柄のホテル)も狙っているそうだ。悪いことは言わないからもうちょっと物件は慎重に選ぼう。読者の皆様におかれてはもし「Le Fenix Sukhumvit」を誉めているガイドブックを見つけたら、その取材者は「泊まってない」、「目が節穴」、「タダで泊めてもらっちゃって掲載せざるを得ない」のどれかと考えていい。などと書いてるまさに最中に知人が作った本が届いて、それに掲載されてたよ。とほほ。知人ごめん。

高級ホテルなら200バーツはするミニバーのハイネケン1缶139バーツ、おなじく150バーツも取られたりするランドリーのTシャツ1枚60バーツという値付けを見るに、中の上狙いなのか。値段と見た目だけ中の上じゃ、客としては納得できない。

ともあれせっかく新しいホテルに泊まったのに仕事で紹介できず、宿泊費が無駄になって悔しい。いや、駄目なホテルを掲載しなくて済んだのだから無駄にはなっていないと前向きに考えよう。

■けなすだけでは可哀想なので、よかったところ
・ミニバーのグラスが、注いだビールがおいしそうに見える形。
・プールは小さいながらインフィニティ。ビルの七階ということもあり眺めはいい。
・ホテルの目の前が高級なクラブの「Q-bar」で、そこに集まるフリーの娼婦と白人の即席カップルがウォークインでよく使っているという話をバンコクの某ホテル関係者から聞いた。ヤるためだけに使う程度なら便利だし見た目で盛り上がっていいかもね。

このブログには読んで楽しいアホネタしか書かないつもりだったけど、なんだかつまらないエントリーになってしまった。気分を害した人ごめんなさい。

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11/03/2007

中級ホテルの枕責め

昨今のタイ高級ホテル業界では枕責めが流行っている。ベッドの上に感触や固さの異なる枕が四つも五つも置いてあり、さらに頼めばアレルギー持ちの人用などさらに違う種類の枕を届けてくれる。

先月ウボン・ラーチャターニーで泊まったのは、去年までの「ラーチャターニー・ホテル Ratchathani Hotel」から今風に改装されてその名も「ザ・ラーチャターニー The Ratchathani」と変更されていたホテル。壁は塗り替えただけだったりするが、ベッドは変えてかっちょいい照明や家具も入れて、けっこう見栄えがする。

そしてここにも枕責めの風潮は波及していた。ダブルベッドの上に枕が四個。

Onajimakura
いつも思うが使わない枕はどうすればいいの?

残念ながら大きさも固さも全部同じであった。前夜使ったグラスを水でゆすいだだけで「Sterilized」のビニール袋がかぶせてあったりするし(ビールの泡の跡が残ってるんだもん)。このへんが1泊800バーツ(約2800円)のホテルの限界か。グラスに関しては担当のメイドさんがダメな人なのだろう。贅沢言うな、という話ではあるが、一応クレームはしておいた。良くなるものならなってもらいたいし。それは置いてもこのホテル、無料WiFiでブログの更新には便利でした(笑)。

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06/09/2007

見えすぎちゃって困るの

タイのホテルで最近流行っているのが、シースルー風呂だ。バスルームとベッドルームの仕切りをガラスにしてしまい、ホテルによっては引き戸のように開け放てる造りになっている。

この手の造りを最初に見たのはバンコクに2003年オープンしたコンラッドだった。先月泊まったサイアム・アット・サイアムは、開け放てるようになっていた。

Siamsiamfuroba
風呂というよりはシースルー洗面所ですが
バンコクのサイアム・アット・サイアム

これは、中から外を見るためなのか、それとも外から中を見るためなのか。

せっかくのシースルーも、一人で泊まったことしかないので使い方がわからない。「風呂に入りながら窓の外の景色が眺められますよ」と言われても、わしゃ近眼なので眼鏡を外したら遠くの景色なんか見えない。

きれいなオネーサンと投宿して、相手が入浴中に「おらおらー」と中を覗くのが楽しそうだが、たいていカーテンがバスルームの内側に設置されているので、中から閉じられたらおしまいだ。逆に自分の入浴シーンを強引に見せるというプレイが考えられるが、それを見た相手が気分を害して帰っちゃったりした場合、全裸のまま追い掛けられないのが困る。

という妄想をふくらませて楽しめばいいんでしょうか、ひとりモンは。

Marumiebath_1
「おしゃれ」「モダン」をウリにするホテルはだいたいシースルー
チェンマイのd2ホテル

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05/17/2007

客をぎっくり腰にするホテル

先日のバンコク取材で最後の2泊させてもらったホテル。与えられた部屋のクローゼットを開けると、セーフティーボックスがご覧の位置に設置されていた。ほとんど床だ。

Koredeiinoka
ほんとにここでいいの?

貴重品を入れ、暗証番号を入力しようと中腰で作業をしていると、腰に何やら不穏な不快感が……。ぎっくり行ってしまうと困るので、あわてて膝を折って座る。

滞在中何度も中腰で扉の開閉作業を行い、その度に腰に危険を感じて座るハメに。セーフティーボックスの位置、ここが正しいんですか?

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06/26/2006

自腹最高記録

先日のバンコク滞在で最後に三連泊したJWマリオットは、おそらく過去に自腹で宿泊したホテルの中で最も高い金額支払ったホテルだろう。

Jw02
そりゃもう居心地はいいです

ミニバーも充実だ。しかしエビアンのボトルに添付された紙に表示された「290」という数字を見てビビる。に、にひゃくきゅうじゅう? 900円かよ! などと思っている時点で、既に身分不相応が露呈して悲しい。

Jw03
部屋に遊びに来た友人(タイ人)が、「のどが渇いた」と
いきなりエビアンを飲み出した。殴ってやろうかと思った

バスルームは、自宅で仕事場にしている部屋よりも多分広かった。とはいえ3泊したのにバスタブは使わなかったし、クローゼットにあったアイロンも出番はなかった。宝の持ち腐れ。

エレベーターホールからナナホテル(外道の巣窟)とナナプラザ(心のふるさと)が見下ろせる点は、大いに気に入った。

Nanaplazahiru
朝。夜の女性と同じで、明るいときに見てはいけない

Nanaplazayoru
夜。上からだと明かりが隠れて暗い。中央が
“夜の棲み家”G-SPOT

実際に泊まってみると、やはり取材でざっと見ただけではわからないよい点、よくない点にいろいろ気が付いて興味深い。でもさすがに高級ホテルを全部自腹で泊まり歩くのは厳しい。ふんばって年に2軒ぐらい、かなあ。

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06/25/2006

枕責め

バンコクで時々泊めてもらうロイヤル・オーキッド・シェラトン。客室に用意される枕は標準で5個キングギドラが泊まってもまだ2個余る。

ウエスティンのヘブンリーベッドに始まり、シェラトンもスウィートスリーパーを導入するなど、高級ホテルはベッドの寝心地アップを競っている。付随して枕でも差別化を図り、さまざまな素材や固さの枕を用意して、快適な眠りを提供しようというわけだ。

ただ残念なのは、触っただけではどれが寝心地がいいのかよくわからないこと。いっそ置くのは一つだけにしてくれた方が、あきらめがついて気分的にはすっきりする。沢山あっても使わない枕が邪魔だし。

先日泊まったJWマリオットも、ベッドを新しくしたそうで寝心地はよかった。そして枕はやっぱりこう。

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よっつもいらんっちゅーの

ツインのシングルユース。使わないベッドは枕置き場。

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06/23/2005

オリジナリティーを出せ!

バンコクはスクンビット通りのソイ2に、新しいホテルがオープンした。その名も仰々しく「マジェスティック・グランデ・スクンビット Majestic Grande Sukhumvit」だ。

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1階のレストランは雰囲気よし

バンコクにはすでにシェラトン系列の「シェラトン・グランデ・スクンビット Sheraton Grande Sukhumvit」と、ウエスティン系列の「ウエスティン・グランデ・スクンビット Westin Grande Sukhumvit」がある。そこへもってきてこの名前。完全なあやかり系だ。

sheraton
ラグジュアリー・コレクションです

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ヘブンリー・ベッド

プラトゥーナームの外れには「イースティン・ホテル Eastin Hotel」もある。これはやはり「Westin」から勝手に「西」を連想して、「同じじゃまずいから東にしとくか」ぐらいの考えで名付けたのだろうか。

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場所が不便

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05/26/2005

行ってみるまでわからない怖さ

バンコクのアーリーに「リフレクション」という名のホテルがある。28ある客室のインテリアをすべて異なるデザイナーに担当させてあるため、ひとつとして同じ雰囲気の部屋はない。

面白そうなので特集で取り上げようと取材を申し込んだ。2部屋見せてもらえることになり、通された最初の部屋がこれ。名付けて「Princess Kitsch」

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しまった、と思った


気を取り直して訪れた次の部屋がこれ。その名も「Erotic Amazing」

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一瞬まともに見えるが

右にシャワーがある。愛しあってるふたり(いや、愛しあってなくてもいいけど)が泊まった際、相方がシャワーを浴びる一部始終がご覧いただける。枕元には「SEX」と文字の浮き出るランプが。いざというときにはスイッチを入れろというのか。いっそ「ON AIR」や「手術中」みたいにドアの外側に設置したらどうか。

細かいことを気にしなければ、どの部屋もベッドは寝心地がよさそうだし、アメニティーもまとめてジップ付きのパックに入っていたりしておしゃれ。プールサイドは板張りで裸足でも気持ちよく歩ける。部屋にはベランダもあって、全体的に居心地はよさそうである。それにしてもここまでとは……。

グラビアで使おうと思っていたのに、どうしよう。

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12/02/2004

敷くのか掛けるのか

一般にホテルのベッドは掛け布団もマットの下にたくし込んであるので、まずそれをつかんで結構な力で引っ張り上げないと中に入れない。先日バンコクで泊まったホテルでやはり掛け布団を剥がすと、もう1枚布団がかかっているのを発見した。

されこれは敷いたままにするのかそれとも掛けるのか。ベッドのほとんど全体を覆うように掛けられているのだが、一番上から5cmほど下げてあるのが気になる。まあ、いくらエアコンがかかっているとはいえバンコクで掛け布団2枚も使わないだろう。しかし枕が5個もあるぐらいだから、掛け布団もこれはそれぞれ違う素材が使われていて、好みの物を選ぶのかも知れない。どれどれと思って剥がしてみて、そしたら戻すのが面倒になったので贅沢に2枚掛けで寝た。

布団が重くて寝苦しかった。朝になるころには、ベッドの固さを直接受け続けた背中に違和感を覚えた。顔を洗おうとパンツ一丁で洗面所に入り鏡に向かうと、後ろにもある鏡に背中が映った。なんと、ベッドの網目(一辺15cmほど)がばっちり刻印されておるではないか。やはり敷き布団のさらに下に潜って寝ていたようだ。

ひとつ賢くなった日の夜、さて寝ようかと思って掛け布団をめくるとこうなっていた。

sikifu.jpg
敷き布団が、さも「めくって使ってください」と言わんばかりの位置まで、初日よりもぐっと下げられている。これは罠か? 学習したばかりなのでそのまま寝たら、これが実に快適だ。ウエスティンのヘブンリー・ベッドよりも個人的には相性がいい。しかしこのベッドメイクは謎。ハウスキーパーに周知徹底されていないのではないか。たのんますよ。

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12/01/2004

頭が5個あっても大丈夫

近ごろの高級ホテルは、どこも枕に凝っている。部屋に入ってベッドを見ると枕が5個も6個も置いてあってびっくりする。それぞれ中身が違って、好みの固さやふわふわ具合の枕を選べるわけだ。でも、触ったり押さえたりしたぐらいじゃ、どれが寝心地いいのかわかんないのよね。先日あるホテルに2泊したときは、2晩目に使った枕が初日のよりずっと寝心地がよくて悔しかった。

サイドテーブルに枕メニューが置いてあって、中に何が入っているのか解説してある。でも、気に入った枕の中身がどれなのか、見分ける術がない。

makura.jpg
使わない枕はどうすればいいのでしょうか
採取地:バンコク、タイ
採取時期:2004年10月

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11/05/2004

下着は見えないところに干そう

どんなに長い取材旅行でも、持参するパンツは着用中の物も含めて3枚。1日着用したパンツは夜入浴の際に洗濯し、乾かす。2枚を交互に使用し、残る1枚は緊急事態の際に出動する予備パンツとしている(ただし過去出動例なし)

なので宿泊中の部屋には、必ずパンツが1枚干されている。先日バンコクで泊まったあるホテルでもそれは同じである。ただ、普段はハンガーに掛けてクローゼットに入れておくのだが、ここは窓際に大きな仕事机と立派な椅子があったので、その椅子の背もたれに掛けてしまった。

翌朝触ってみるとまだあまり乾いていなかった。なので陽がよくあたる窓際のソファの上に移した。ベロンと載せておいたのだ。

それから朝食に出かけ、戻ってみるとハウスキーピングが入っていた。ベッドはキレイに整えられ、その隅に湿り気を帯びたパンツが広げて置かれている。ソファの上にパンツがあるのが許せなかったのだろうか。若干湿った他人のパンツを見栄えの良いように置き直してくれたメイドさん、ありがとう、そしてごめんなさい。次からはクローゼットに干します。

sitagi.jpg
そっと、という感じで
採取地:バンコク、タイ
採取時期:2004年10月

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11/04/2004

だから盗まないってば

タイ東北地方の小さな町で最高級のケッシリー・ホテル。客室にあるテレビのリモコンはこうなっている。

remote001.jpg
断固たる決意が感じられる

盗難対策? ベッドの端に腰掛けてテレビを見てると、チャンネル変えるのにリモコンの所まで行くより、テレビを直接いじった方が早い。ここまでやるのは、やはり盗む奴がいるのだろうか。市場はあるようだが……

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角度が若干ずれているが使えた
採取地:シー・サケット、タイ
採取時期:2004年10月

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10/26/2004

エグゼクティブ・ラウンジ利用記

昼過ぎにやって来て作業を始めて以来ずっと静かだったエグゼクティブ・ラウンジが、午後5時半を過ぎていきなりにぎやかになった。アルコールのサービスが始まる時間にあわせて、白人のおっさん、おばはんが続々と現れたのだ。みなさんスコッチ・ウォーターやらドライ・マティーニやらワインやらを注文し、用意されているツマミを食べながら談笑していらっしゃる。ずっとパワーブックを前に仕事したりネットサーファーだったりの私のところにも、「何か飲まれますか?」とやってきた。「こう見えても仕事中なので……ビールをください

飲んじまった。でももう午後6時だ。まあいいか。窓の外にはチャオプラヤー川とその向こうのトンブリーの家並みがはるかに広がり、上空は霞がかかったように暮れてゆく。離れたところから見ると、バンコクも結構きれいだわん。

快適ホテルライフ。周囲にいる皆さんはたいてい自腹で泊まってらっしゃるわけで(中には会社の金でという人もいるだろうが)、やっぱり金はあったほうがいい。

どんどんにぎわってきた。すげー。老白人ばっかりだ。

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高級ホテルの陥穽

今回の取材も残すところあと3日となった。やっとたどり着いたバンコクで、知人が働いている高級ホテルに泊めてもらっている。

与えられたお部屋は、改装されたばかりのエグゼクティブ・フロアだ。当然快適である。これでやっと会話集の台割り作成と例文の吟味に集中できる。さらに嬉しいことに、エグゼクティブ・フロア宿泊者は(金を払っていようがいまいが)専用ラウンジが使える。ソフトドリンク飲み放題、夕方からはアルコールもサーブされる。

部屋でも仕事はできるが、「とりあえずコーヒーでも飲んだれ」とパワーブック持参でラウンジへ。電源をつないでさてお仕事を始めようかと思ったら、無線LANが使えるとのこと。どーん。で、結局何をしているかと言えばネットサーフィンだ(笑)。ちょっと高かったがやっぱりこのマシンにしておいてよかった。へへへ。

ラウンジでは夕方に向けて、アルコールサービスの準備が進んでいる。コルクを抜く音も聞こえてきた。今に誰か寄ってきて「何か飲まれますか?」と尋ねるだろう。ああ……(笑)。

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09/29/2004

自宅にいるようにくつろげる

バンコクのチャイナタウンで最も高級なホテル、グランド・チャイナ・プリンセス。喧噪のちまたチャイナタウンのど真ん中にあるものの、客室フロアは静かで落ち着いた雰囲気。そして客室には湯沸かしポットとコーヒー、紅茶セットも用意されており、まるで自宅の居間にいるように……ってなんだよこのポット。

pot.jpg
象印
採取地:バンコク、タイ
採取時期:2004年7月

腹をこわして1日中部屋にいたので、大量のお湯が沸かせるのはありがたかった。

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09/10/2004

乙女ちーっく!

ホテルの客室にあった、「部屋を掃除してください」の札(ドアノブに掛けるタイプ)。こんなメードがいるならぜひ寄越していただきたい。

makeuproom.jpg
お掃除しちゃいまーす!
採取地:チェンマイ、タイ
採取時期:2004年9月

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03/23/2004

バンコクでのんびり

バンコクのロイヤル・オーキッド・シェラトンにいる。
ロビーでコーヒーを飲みながら、ネット接続。
バンコクにはまだ数少ないホットスポット。
快適さを体感中。

ホテルでは他に、
・シェラトン・グランデ・スクンビット
・インターコンチネンタル
あたりがホットスポットを設けているそうだ。

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02/26/2004

ムクデン満鉄ホテル

■網代の不思議ホテル探訪
 だらだらと化石燃料を浪費し、地球温暖化に貢献していると、思わぬ発見をすることがある。某日深夜の伊豆半島、熱海から伊東へ南下する国道135号線の網代付近で、不思議な建物と意外な文字が私の視界をかすめた。建物とは屹立する六面体の塔。文字とはその塔に書かれた「奉天忠霊塔」、塔の横の山腹にあった「ネール」「チャンドラ・ボース」。こんなところに旧軍関係の施設か?

 しばらく後の某日、国道135号線を逆に伊東方面から北上していると、同じ場所、塔の奥に小さな建物が見えた。ブラインドのカーブを回ってすぐの場所にあるので危なくて減速できず、そのためしっかり確認はできなかったが、通り過ぎざまにチラリと読めた「満鉄ホテル」の文字は、忘れようにも忘れられないインパクトを持っていた。何か満州関係の施設か?

 「ホテル」と名乗るからには泊まれるのだろう。これは泊まってみるしかあるまい。1人じゃ心細いので趣味の合いそうなANCHOR氏を引っ張り込み、網代の宿リストから見つけた連絡先にANCHOR氏が予約の電話を入れる。おっさん2人が特に理由もなく泊まりに来るのが不審だったのか、いろいろ聞かれたそうだ。「なにしに来るんだろうという困惑が、電話の向こうからありありと(笑)」(ANCHOR氏談)。「満州関係の方ですか?」という質問もあったらしいが、この年齢では関係しようがない。とりあえず予約は受けてくれたそうで一安心。

 2004年2月吉日、おっさん2人は勇躍伊豆へ向かった。しかしいきなり東名高速が渋滞し、さらに小田原の先でも大渋滞にはまってへこむ。横をすいすい走り抜けていく電車に悪態をつき、いっそ家まで戻って電車で出直した方が早いのではないかと弱気になる。途中どこかで昼食をとり15時過ぎにホテルへ到着してのんびり過ごす計画は破綻し、そもそも「満鉄ホテル」なるものが本当に存在するのか、などという気もしてくる。

 飲まず食わずで午後遅い時間にやっと熱海を通過。もうすぐ目的地だが、このまま着いてしまうと夕食までなにも食べられない。なので目についたスーパーマーケットで食料を調達し、さて出発と思ったら駐車場に「満鉄ホテル」の車を発見! おお、エビデンスだ! 本当にあるんだ!
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↑感動の瞬間。我々のおかずを買いに来たのか


 さて、最後に少し走って満鉄ホテルに到着である。車が駐車場に入るとすぐに玄関のドアが開いて、にこやかな女性が出ていらした。支配人の奥さんで、ANCHOR氏の予約電話を受けたのも彼女だった。念願かなったおっさん2人は周囲を見回しきょろきょろうろうろしてからやっとロビーに入る。天井が高い。テーブルの上に旧満州にあった学校の同窓会報が山積みだ。客室階に上がる階段の踊り場は書架になっていて、満州関係の書籍がずらりと並んでいる。さらに旧満州にあった都市の地図、満鉄の社用封筒、満鉄の社旗、アジア号の写真など、満州ファンなら感涙にむせぶこと間違いなしの空間だ。
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↑2階廊下に掲揚されていた満州国の国旗。満州と満州民族を示す地色の黄と赤(情熱・日本民族)、青(青春・漢民族)、白(純真・蒙古民族)、黒(公平・朝鮮民族)の全5色で五族協和をあらわしている


 通された2階の部屋にはすでに暖房が入っており、快適に暖まっていた。共同風呂は温泉でこそないが24時間いつでも入れるのもいい。さらに各部屋にもトイレとユニットバスが設置されている。大小のタオルに浴衣と丹前、歯ブラシやひげ剃り、ヘアドライヤーも完備。お湯が満たされたポットの脇には緑茶とジャスミンティー。大型のテレビと冷蔵庫もある。1階のダイニングは広々とした空間で、大きな窓から遠く初島が望める。屋上や正面の庭にはイスとテーブルが置かれ、夏に海を眺めながらビールを飲んだらさぞやうまいだろう。
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↑広々とした客室(12000円の部屋に8000円で泊めてもらった)。インテリアはレトロ調で色使いも落ち着いている。窓からは初島が望め、朝日もさしこむ


■支配人の話を伺う
 朝夕の食事の際、支配人の酒井氏からじっくりとお話しを伺うことができた。酒井氏ご夫妻で切り盛りしておられるこのホテル、正しい名称は「ムクデン満鉄ホテル」。“ムクデン”とは満州語で“栄える都”という意味。酒井氏ご自身も満州からの引き揚げ者だ。10年ほど前にこのホテルを開業し、ホテルの裏山に旧満州にあった日本人学校の校歌を碑にして建て始めた。現在106基でさらに増加中。名前だけは知っている建国大学の校歌や、満州国歌の碑もある。噂を聞いた旧満州出身者が歌碑の見学に訪れ、夜はホテルでのんびり昔話に花を咲かせるそうだ。
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↑歌碑がある裏山は急斜面にもかかわらず下草が綺麗に刈られている。ここを手入れするのはかなりの重労働だろう
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↑↓朝日小学校と大連中学は作詞北原白秋、作曲山田耕筰とビッグネームを起用。しかし歌詞の終わりが「朝日、朝日、朝日小学」、「大連、大連、大連中学」とワンパターン
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 ホテル前で異彩を放っている「奉天忠霊塔」は、日露戦争での戦死者を祀るために奉天(現在の瀋陽)にあったもの。第二次大戦後に取り壊されてしまい、酒井氏がこの地に再建した。
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↑夜これがいきなり見えて驚いた奉天忠霊塔。崖に描かれているのは、ホテル隣にある名刹長谷観音ゆかりの行基菩薩。なぜチャンドラ・ボースやネール、孫文の名前があるのかは聞き漏らした。次回の課題。ちなみに右側が愛車ぷじこちゃん

 全くの嘘ではないが「満州に興味がありまして」などと言い募り、それよりも実は変わったもの見たさの興味本位でここに滞在した私はその心根を恥じた。天井が高くて気分がいいことを酒井氏に告げると、旧満州に一般的だった欧風の造りを意識したとのこと。宿泊者の9割は満州関係者で平均年齢は68歳。そのため階段や風呂場など要所には手すりも設置されている。残りの1割は釣りと海水浴の客だとか。ほとんどの客は交通機関が混雑する週末を避け、平日に利用するらしい。土曜日なのに我々しか客がいないので心配になったのだが、まるっきり杞憂だった。

 何よりも楽しかったのは、酒井氏の話だ。満州時代から戦後の混乱期にかけての思い出話は我々にとっては新鮮で、笑っちゃいけないのかもしれないが爆笑の連続。ちょっと書けないような話も多いので、ぜひ宿泊して直接聞いてほしい。酒井氏のお話を聞いたり満州関係の蔵書に目を通していると、時間がいくらあっても足りない。隔絶した立地ですることもなさそうだしと読書用の本を持参したが手に取ることもなく、部屋のテレビは電源オフのままだった。若い人の宿泊も歓迎しているとのこと。快適なホテル、おすすめです。

■ムクデン満鉄ホテル
住所:〒413-0103 静岡県熱海市網代546-17
電話:(0557)68-2657
料金:1泊2食付き1人8000円(山側の7500円の部屋、広い12000円の部屋、9人で泊まれる18畳の和室もある)
交通:
・鉄道:JR伊東線網代駅下車、タクシーかバスに乗り換え
・タクシー:網代駅から約7分、950円
・バス:網代駅前の網代駅バス停から弘法滝行きに乗り約7分、長谷観音前下車、240円
・車:国道135号線沿い、熱海から伊東に向かい網代の先のトンネルを2本抜けたらすぐ右側。伊東方面からのブラインドになったカーブのすぐ先なので対向車に注意。

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↑奉天にあったヤマトホテルの外観を模している

【宿泊時のメニュー】
・夕食
水餃子
エビフライと野菜サラダ
湯豆腐
お刺身三種
エビシュウマイ
サクラエビとチンゲンサイのスープ
大学芋
漬け物
もずく
ごはん
みかん

・朝食
干物
海苔
漬け物
昆布の佃煮
スクランブルエッグと野菜サラダ
ワカメのみそ汁
ごはん
牛乳
コーヒー(サービス)

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